ブログは本当に収益につながるのか|73歳から始めた私が考える現実的な道筋 第27回

▶︎第26回「防災・高齢者支援・地域の見守りにAIをどう活かすか」

ブログを始めると、いずれ必ず気になることがあります。

ブログは、本当に収益につながるのだろうか。

私もブログを始めた当初から、この問いを持っていました。

せっかく時間を使い、AIを学び、記事を書き、画像を作り、WordPressを整えているのです。できることなら、活動を続けるための収益にもつなげたい。そう考えるのは、ごく自然なことだと思います。

ただし、実際に取り組んでみると、ブログは記事を書いただけですぐに収入が入る仕組みではないことも分かってきました。

今回は、ブログ収益化の基本と、これから私が進もうとしている現実的な道筋について整理します。


結論から言えば、ブログは収益につながる

最初に結論を申し上げると、ブログは収益につながる可能性があります。

主な方法には、次のようなものがあります。

  • 商品やサービスを紹介して成果報酬を受け取るアフィリエイト
  • 記事内に広告を表示するGoogle AdSense
  • 自分で作った資料、教材、電子書籍などの販売
  • ブログをきっかけにした仕事や相談の依頼
  • SNSや動画、講座などへの展開

アフィリエイトは、ブログなどで紹介した商品やサービスが購入・申込みにつながったときに報酬が発生する仕組みです。単に広告を表示するだけではなく、読者が一定の行動をしたときに成果になるため、「何を、誰に、どのように紹介するか」が重要になります。

Google AdSenseでは、自分のサイトに広告を掲載して収益化できます。ただし、独自性があり、読者にとって価値のある内容であることなど、サイトの審査基準を満たす必要があります。

仕組みだけを見れば、ブログ収益化は決して特別なものではありません。

しかし、ここで間違えてはいけないことがあります。

収益の仕組みを設置することと、実際に収益が生まれることは別です。


広告を貼れば収益になるわけではない

ブログに広告を貼ること自体は、それほど難しくありません。

ASPと呼ばれるアフィリエイトサービスに登録し、紹介したい広告を選び、発行されたコードやリンクを記事に入れれば、形式上は収益化を始められます。

しかし、広告が表示されただけでは、必ずしも収益にはなりません。

読者が記事を読み、

「この人の説明は分かりやすい」

「実際に使った人の感想なので信頼できる」

「自分にも必要かもしれない」

と思って、初めて商品やサービスのページに進みます。

つまり、収益を生むのは広告そのものではありません。

広告の手前にある記事の信頼性です。

記事の内容と関係のない広告を大量に並べれば、読者はかえって離れてしまいます。一時的にクリックを得られたとしても、ブログ全体への信頼を損なえば、長く続く収益にはなりません。

私が目指したいのは、広告を見せるためのブログではなく、読者の役に立った結果として広告も選ばれるブログです。


ブログの収益化には時間がかかる

ブログを始めたばかりの時期は、ほとんど読まれないことも珍しくありません。

記事を書いても、検索結果にすぐ表示されるとは限りません。ブログの存在を知ってもらい、記事が検索エンジンに登録され、読者から少しずつ評価されるまでには時間がかかります。

Googleも、検索順位だけを目的とした文章ではなく、人の役に立つことを第一にした、信頼できる独自の情報を重視すると説明しています。

したがって、最初の数記事で成果が出ないからといって、ブログに可能性がないとは言えません。

むしろ初期の段階では、収益額よりも、次のような基盤をつくることが大切です。

  • 誰に向けて書くブログなのかを明確にする
  • 読者の疑問に答える記事を蓄積する
  • タイトルや見出しを分かりやすくする
  • 関連する記事同士を内部リンクでつなぐ
  • 実体験や具体例を増やす
  • 定期的に古い記事を見直す

ブログは、一つの記事だけで完結するものではありません。

記事が増え、互いにつながり、ブログ全体として一つの情報源になったとき、少しずつ検索やSNSから読者が訪れるようになります。

収益化は、その後についてくるものだと考えたほうが現実的です。


私のブログには、私にしか書けない材料がある

収益化について考えると、どうしても有名なブロガーや専門家と自分を比べてしまいます。

「今から始めても遅いのではないか」

「詳しい人は、すでにたくさんいる」

「自分の記事を読んでくれる人がいるのだろうか」

そう感じることもあります。

しかし、私は73歳からAIを学び始めました。

ChatGPTに何を頼めばよいか分からなかった経験があります。WordPressの設定で何度も迷いました。AIを使ってブログ記事や画像を作り、自治会の資料や行事計画にも応用しようとしています。

これは、AIの専門家が机上で説明する内容とは違います。

分からないところから、実際に一つずつ進めてきた記録です。

同じように、

「AIには興味があるが、難しそうだ」

「ブログを始めたいが、何から手をつければよいか分からない」

「地域活動の負担を少しでも軽くしたい」

と考えている人にとっては、完成された専門知識よりも、私がつまずいた場所や、解決した手順のほうが役立つかもしれません。

年齢や経験は、不利な条件ではありません。

どのような人生を歩み、何を経験し、何に困り、どう工夫したのか。それ自体が、その人だけが持つ一次情報になります。

AIが文章を作れる時代だからこそ、実際に経験した人の言葉には、これまで以上の価値があると私は考えています。


「売れる商品」ではなく「役立ったもの」を紹介する

アフィリエイトを始めると、報酬額の高い商品に目が向きやすくなります。

しかし、報酬が高いという理由だけで、自分がよく知らない商品を勧めることには慎重でなければなりません。

私のブログでは、基本方針を明確にしておきたいと思います。

自分で使ったもの、調べたもの、読者に役立つと判断したものを紹介する。

例えば、私が実際に使っているAIサービス、WordPress関連サービス、パソコンや周辺機器、動画編集ソフト、書籍などです。

その際には、良い点だけではなく、

  • どのような人に向いているのか
  • 初心者でも使えるのか
  • 料金に見合う価値があるのか
  • 使いにくかった点は何か
  • 無料版と有料版の違いは何か

といった点も、できる限り率直に伝えます。

読者に必要のないものまで勧めるのではなく、「このような人には役立つ」「このような人にはまだ必要ない」と区別する。

その姿勢が、長期的な信頼につながるはずです。

アフィリエイト広告を扱う運営者は、広告主の商品やサービスを紹介する立場となるため、ルールや法律を守った表示も欠かせません。


AIを使えば、収益化まで簡単になるのか

AIを使えば、記事の構成を考えたり、文章を整理したり、タイトル案や説明文を作ったりできます。

これは、ブログを継続するうえで非常に大きな助けになります。

私自身、AIがなければ、これだけ多くの記事を短期間に整理することは難しかったと思います。

しかし、AIが記事を書いてくれるからといって、自動的に収益が生まれるわけではありません。

AIが作った文章をそのまま掲載するだけでは、他の記事と似た内容になりやすく、自分の体験や考えが見えなくなります。

大切なのは、AIに任せ切ることではなく、

  1. 自分の経験や考えを材料として渡す
  2. AIに構成や表現を支援してもらう
  3. 内容が正しいか確認する
  4. 自分の言葉に直す
  5. 読者に本当に役立つかを見直す

という工程です。

AIは、収益を生む機械ではありません。

自分の経験を、読者に届く形へ整える編集者であり、作業を支える相棒です。


私が目指す最初の収益は、月1万円

ブログで大きく稼いでいる人の話を見ると、月に数十万円、数百万円という数字が並んでいます。

しかし、私は最初からそこを目標にはしません。

まず目指すのは、月1,000円です。

次に月5,000円。そして月1万円。

月1万円であっても、年間では12万円になります。

ブログやAIサービス、サーバー、画像制作、動画編集などに必要な費用の一部をまかなえれば、活動を継続しやすくなります。

さらに、読者が私の記事を通じて商品やサービスを選び、その結果として報酬が生まれたなら、それは単なる金額以上の意味を持ちます。

自分の経験が、誰かの判断に役立った証拠だからです。

私は、収益を一攫千金として考えるのではなく、活動を続けるための循環として育てたいと思っています。


これからの収益化を、段階に分けて進める

今後は、次のような順序で進めていく予定です。

第1段階 30記事を完成させる

まずは、この「73歳からのAI挑戦ブログ」の基本となる30記事を完成させます。

単発の記事ではなく、AI初心者、ブログ運営、AIツール、自治会DX、収益化、SNS展開まで、一つの学習の流れとして読める状態をつくります。

第2段階 ブログの基盤を整える

記事のカテゴリー、内部リンク、プロフィール、問い合わせ先、プライバシーポリシー、広告表記などを整えます。

あわせて、スマートフォンでも読みやすい画像サイズや記事レイアウトに修正します。

第3段階 広告を記事に自然に組み込む

すべての記事に広告を入れるのではなく、内容と関係の深い記事から始めます。

例えば、AIサービスの記事にはAI関連サービス、WordPressの記事にはブログ運営に必要なサービスというように、読者の次の行動に役立つものだけを選びます。

第4段階 検索とSNSから読者を増やす

SEOを意識して記事タイトルや説明文を整え、X、Instagram、YouTube Shortsなどでも記事の内容を紹介します。

ブログを情報の母艦とし、SNSや動画を入口として活用します。

第5段階 結果を見ながら改善する

どの記事が読まれたのか、どのリンクが選ばれたのか、読者がどこで離れたのかを確認します。

思い込みではなく、実際のデータを見ながら記事を改善していきます。


収益が出なくても、ブログに残るものがある

ブログは、収益が出るまでに時間がかかる可能性があります。

期待したほど読まれないこともあるでしょう。広告を掲載しても、しばらく成果が発生しないかもしれません。

それでも、ブログを書く過程で残るものがあります。

AIを使う力、文章を構成する力、情報を調べる力、画像や動画を作る力、WordPressを運営する力。そして、自分の経験を社会に伝わる形に変える力です。

これらは、ブログ以外の仕事や地域活動にも生かせます。

ブログから直接生まれる広告収益だけが、成果ではありません。

記事を読んだ人から相談を受けたり、資料作成やAI活用の支援につながったり、自分の活動を知ってもらうきっかけになったりする可能性もあります。

ブログは広告を載せる場所であると同時に、自分が何を考え、何ができる人なのかを示す公開された実績集でもあります。


まとめ|信頼の先に、収益を育てる

ブログは、本当に収益につながるのか。

私の現在の答えは、次のとおりです。

収益につながる可能性はある。しかし、記事を書き、広告を貼るだけでは十分ではない。

読者の悩みに向き合い、役立つ情報を蓄積し、自分の経験を正直に伝える。その積み重ねによって信頼が生まれ、信頼の先に収益が育っていきます。

収益を急ぎすぎれば、文章は広告中心になり、読者から離れてしまいます。

反対に、収益についてまったく考えなければ、活動を長く続けるための仕組みをつくれません。

大切なのは、その間にある適切な位置を見つけることです。

私はこれから、実際にアフィリエイト広告を選び、記事に掲載し、どのような結果になるのかを記録していきます。

成功したことだけでなく、成果が出なかったことや、判断に迷ったことも書いていくつもりです。

このブログは、完成された成功者が教えるブログではありません。

73歳からAIとブログに挑戦する一人の人間が、収益化までの道を実際に歩き、その過程を公開するブログです。

果たして、本当に月1万円の収益につながるのか。

その答えは、これからの記事の中で確かめていきます。

▶︎第28回「アフィリエイトとは何かを初心者目線で理解する」

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